バンコクのみ5泊6日の短い出張から戻りました。
帰りの機内では「やっと家に帰れる〜嬉しい〜」と思うのですが、
毎回シドニー空港に着陸してから、
「ああ、最後の試練がまだあったよ・・・」と我に返ります。
またもやシドニー空港の愚痴で申し訳ないですけど、
まあ聞いてくださいよっ!
まず今回最初の難関は、
ICチップ入りパスポート専用のスマートチェックインの機械が、
半分以上作動してないため、わずかな機械に長蛇の列。
この時点で、普通の審査列に並んだ方がよかったのではないかと、
今考えれれば大後悔するわけですが時遅し。
スマートゲート用の機械に並ぶこと約20分。
パスポートを読み取らせチケットを受け取り、
写真撮影用のブースに行き・・・ここで撃沈!
「クリアできないのでサポートデスクへ」という表示に従い
周りを見回ると、サポートデスクは長蛇の列!
しかもデスクは2カ所だけ。
ぐっちゃぐちゃな列に並んでいると、
分かりやすーい問題が明らかになってきます。
理由があってなのか、それとも機械の故障なのか分からないけど、
どうもオーストラリア以外のパスポートは、
スマートゲートの写真撮影でことごとくハネられている模様。
意味ないじゃん、スマートゲート!!
アメリカ人やドイツ人たちと共に並ぶことさらに20分。
どうやら私が並んでいる列の審査官は、
わざとのようにだらだらと時間をかける最悪のタイプ。
最近は入国審査カードの他に、
エボラ熱チェックのためのカードも機内で配布されるのですが、
前回は記入したカードは最後まで回収されず意味なし。
今回私のフライトでは配布されなかったのですが、
他のフライトの人はそのカードを持っている模様。
遅々として進まない列を見ていると、
エボラカードを持っていない人に、
私の列の審査官はことごとくネチネチと絡んでいるように見える。
ああ、いやな予感・・・
案の定、やっと私の番になると、
ダラダラとした動作でパスポートと入国カードをチェックし、
「エボラのカードは?」と訊きます。
「機内で配布されなかったから持ってないよ」と言うと、
ものすごーーーーーーくスローな動作でデスクをあさり、
中国語で記載されたエボラカードを出してきて
「これ・・・・は、ダメか、日本人だもんな・・・」
なんかいちいちムカつく、こいつ!!
でも極力冷静に「英語のカードでもいいけど」と言うと、
またゆっくりした動作で英語のカードを出してきて、
「これ、今ここで書いて」と言います。マジか!
20分以上並んでいた間に観察した様子では、
そんなことを要求しているのはこの係官だけ。
「ペン、持ってるか?」と言われたので、
慌ててバッグの中を探すけどすぐに見つからない。
後ろで待つ人に申し訳なくて焦ってごそごそやっていると、
「ここにあるけど・・・な」とカウンターのペンを指します。
おちょくっとんのかい!!!怒りで爆発しそうになりましたよ、マジで。
でもここで感情的に絡むとオージー公務員特有の
「自分は与えられた仕事をしてるだけである。
その自分に失礼な態度をとるのは許されない」と、
なにさま態度で増長してさらに時間がかかるので、
怒りを堪えて無表情にスルー。
この後荷物を取りに行くと、すでに私のスーツケースは
上下逆さまの状態でどなたかのスーツケースの上に乗っかって、
ターンテーブルをぐるぐる回っていました・・・
この件の詳細はこちらのエントリーへ:
難ありシドニー空港最後は寒空の中、タクシー待ちでトドメの30分。
距離が近いので運転手は超機嫌悪し。
なんで毎回毎回こんなに嫌な思いをさせるのか、シドニー空港よ。
改善方法はないのか。運営している民間会社のせいなのか。
そしてなでしこはなんであんな大差で負けてしまったのか。
おしえて、おじいさん。
アルムのもーみーの木よー