今週日本に帰るJAL便の、隣同士の席が取れない件。
過去のエントリー:飛行機の席が取れない!の続きJALオセアニアオフィスの人がアドバイスしてくれたように、
その後もときどきサイトへアクセスしては、
席が確保できないかどうかチェックしてましたが、全然ダメ。
出発日が迫るに従い、隣同士どころか空席自体が全くない状況にまでなり、
「日本まで、立ったままで行くのか?」と冗談を言ってました。
そしてとうとうウェブチェックインがスタートする、
出発72時間前になったのが、昨日の朝。
マーケットから戻り、恐る恐るサイトへアクセスしてみると・・・・
新しく席がリリースされてました。
最後方の約40席が空席となっていて、無事に隣同士の席が確保できました。
これでひと安心。
しかしウェブチェックインとか知らない人もまだまだ多いだろうに、
バラバラに座らされる人もいるかと思うと気の毒。
以前出張の帰りに成田からカンタス便を利用した時、
私はギリギリまで買い物してて最後の方の搭乗者でした。
すでに満席になっている中、通路側の自分の席につこうとすると、
隣の席の若い男性が飛び上がるように立ち上がって、
「こちらの席の方ですか?」
「は、はい、そうですけど」
「実はボク、新婚旅行なのに妻とバラバラの席になってしまったんです。
妻と席を替わっていただけないでしょうか!」(涙目)
すでに彼から相談されていたらしいオージーのCAが寄って来て、
私の顔を見て「いいですか?」と聞いてきました。
「もちろん!」と言うと、
すぐに奥さんが座っている席に誘導されました。
我々の姿を見て嬉しそうに立ち上がる奥さん。
しかしその席は・・・
4人掛けの真ん中席。
両脇赤ちゃん連れ。そう、バジネットがついてる赤ちゃん専用席だったのです。
てっきり自分の席と同じく、通路側だと思い込んでました。
声も出ず固まる私。期待に溢れる奥さん。
CAもまさかこんな最悪席だと思ってなかったらしく、
「オウ、ノー・・・」とひるんでいます。
そうよね、無実の私をこの席に座らせるのはあまりにもひどい仕打ちよね。
機内はすでに全員着席し離陸準備を初めていて、
他のCAはバタバタ走り回っています。
早く私と奥さんを座らせないといけません。
ここでこのCAがとった行動が素晴らしかった。
立ち上がっている奥さんに「旦那さんの隣に行って」と指示し、
私を振り向き「This way」(こちらへ)
そして私が案内されたのは
ビジネスクラス〜(ドラえもんが道具を出す時の言い方で)
その時は「離陸するためにとりあえず座らせられたんだ」
と思い、素直に座って離陸態勢に。
「きっと水平飛行になったら、
空いてる他のエコノミー席に誘導されるんだろうな」
と思っているうちに水平飛行になり、
さっきのCAが通りかかったので、「席見つかった?」と聞くと、
「いいわよ、ずっとこの席に座ってて」と言うではありませんか。
ええ〜 嬉しい〜 と思いつつも、若干後ろめたかったので、
「なんか・・・わがままで悪かったみたいね」と言うと、
「とんでもない!あんな席私だって座りたくないわよ!」
と言ってくれました・・・男性CAですけどね。
というワケで思いがけなくよいとばっちりを受けたこともありますが、
新婚さんや子供連れ、
年配の人たちがバラバラの席になるのは本当に気の毒ですよねえ。
明後日のフライトでは、そういう人が出ないことを祈ります。
ほんまほんま
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